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松本幸四郎 「ラ・マンチャの男」〈大阪〉

   ramancha 

 松本幸四郎のラ・マンチャの男は、美しい心の物語。
 今回の演出では、さらに、311後が意識されて、彼の言葉、
「いつの日か苦しみが勇気に、悲しみが希望にかわる事を信じて私は今日も舞台に立ち続けています。」
にあるように、傷ついた心を勇気と希望に変換する信じがたい魔法のような舞台になっていた。
 鳳蘭、松たか子のアルドンザをかつて観たけれど、その時には満たされたなかったアルドンザ像が、今回の霧矢大夢アルドンザの出現で、ジグソーパズルの最後の1ピースが、とうとうはまった完成感を覚えた。
 松本幸四郎の全仕事の何千分の一、いや、何万分の一しか目にはしていないのだけれど、それでも私には、松本幸四郎は最高の俳優で、さらに松本幸四郎のラ・マンチャの男は、人類がなしえた最高峰の芸術とさえ思う。
400年以上前に、スペインでセルバンテスが生み出した物語が、50年前にアメリカでミュージカルとして生まれ、その後、松本幸四郎が、46年間、すでに1200回以上の公演を日本で行なっている。
400年もの間に、スペイン→アメリカ→日本と旅をしながら、その時々の読者、観客の圧倒的支持を得ながら変わり続けて愛されている作品。

 そういうことができる「人間」「人類」というものの素晴らしさを、この舞台を観ながら思う。
 大阪での上演は、シアターブラーバという劇場で、一階席743席。帝国劇場公演に比べると、非常にこじんまりした会場での公演で、観客席から舞台が近く、舞台と観客との一体感が大きい。
 くわえて、東京を本拠地とする舞台人たちが、大阪へ遠征して上演することの特別な意識、それを迎える観客の歓迎の気持ちが、東京での舞台公演では、経験したことのない熱気に満ちた空間を創りだすということも肌で感じた。
松本幸四郎という人の素晴らしさは、彼が3歳の頃から舞台に立ちながら、苦しみ、悲しみ、悩み、立ち上がっては、作り上げてきた、文字通り血の滲んだ彼の努力の成果なのだと思う。
 だからこそ、今、傷つき、悲しみ、苦しんでいる人たちに、その苦しみ、悲しみを希望や勇気に変えるためという明確な目的をもって、自分の舞台を差し出し続けてくれるのだろう。

 私は、昨日のシアターブラーバでの松本幸四郎の「ラ・マンチャの男」公演を観られたので、この世にもう、思い残すことはないと錯覚するくらいの幸福を彼からいただいた。
 松本幸四郎氏が、健康を維持され、あと何十年でも元気に舞台に立ち続けられるように、心から祈っています。
 感謝。
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