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「人生は奇跡の詩」ロベルト・ベニーニ


2005年イタリア映画 「人生は奇跡の詩」原題は、「虎と雪」

監督: ロベルト・ベニーニ
製作: ニコレッタ・ブラスキ
脚本: ロベルト・ベニーニ ヴィンセンツォ・セラミ
撮影: ファビオ・チャンチェッティ
音楽: ニコラ・ピオヴァーニ

出演: ロベルト・ベニーニ
     ニコレッタ・ブラスキ
     ジャン・レノ
    トム・ウェイツ

☆   ☆   ☆

 ロベルト・ベニーニが相当好き。

 現存する映画監督の中で、一番好きかも。


 一ヶ月も借りたまま見られなかったこの映画、やっと見られた。


 冒頭のシーンから美しい。


 どうしてこんな美しい映画が撮れるんだろう。

 真実の愛。
 愛のために生きる。

 114分。
 2時間に満たない時間の中で、どうしてこんなに愛を深く描けるんだろう。

 彼はいつもお伽話を作る。

 ファンタジーではなく、お伽話。

 現実に夢を加える。
 夢をひとふり、ふりかけると現実は、お伽話になる。


 私たちが忘れているのは、それだろう。
 私たちは、現実に疲れている。
 希望をもつことさえあきらめている。

 ロベルト・ベニーニは、希望を実現させる。
 ファンタジーとお伽話の違い?

 現実と地続きかどうか、かな。

 彼の物語は、人を幸福にする。
 あるいは、幸福への手掛かりを与えてくれる。

 役者、監督としてのロベルト・ベニーニは、最高だと思います。
 彼の作った映像を見ることのできる私たち観客はしあわせ。
 彼の監督作品に必ず出演するニコレッタ・ブラスキが、彼の妻で、この映画では製作者でもあるというのは、なんという夫婦だろう。

 実際の夫婦で、究極の愛を描く。
 感嘆します。
 フェリーニの流れを組む、イタリア映画の質の高さにも。

 
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