やかまし村の子どもたちという映画を見たの。(DVDだけど)
原作は知っていたけど、映画は、たんたんと描かれる子どもの日常生活、という情報だったので、そんなには、期待していたわけではないんだけど。
う~ん。
よかったなあ、とっても。
のんびりとした、スウェーデンの農村に暮らす子どもたちの夏休み。
この村に住んでいるのは、たった三軒の家族で、うまいぐあいに、男の子3人、女の子3人の組み合わせ。
子ども時代に必要なもののほとんどすべてがこの一本に詰まってるかな。
《1986年、スウェーデン》 監督:ラッセ・ハルストレム 製作: ヴァルデマール・ベリエンダール
バルデマル・ベルイェンダール
脚本: アストリッド・リンドグレーン
原作: アストリッド・リンドグレーン
撮影: イエンス・フィッシェル
ロルナ・リンドストレム
音楽: イェオルグ・リーデル
出演:リンダ・ベリーストレム
アンナ・サリーン
エレン・デメリュース
ハーランド・レンブルー
ヘンリク・ラーション
ヘンリク・ラーソン
エレン・デメルス
ハラルト・ロンブロ
どうして、こんなふうにきちんと子どもの世界が描けるのかな、と思ったら、脚本まで、原作者のリンドグレーンが担当していた。
監督のラッセ・ハルストレムとは誰かと思ったら、
ショコラ の監督さんでした。
どうりでね。
素晴らしく仕上がってるはずだ。
そうそう。
一番、驚いたのは、夜中に子どもたちが探検に行くんだけど、白夜だもんだから、夜中なのに明るいのね。ああ、白夜の地方の人たちは、明るい夜中に眠るんだ。
しかも、白い夜と思っていたけど、とんでもない。
普通に黄金の太陽の輝く夜だった。
夜は、暗いと思っていた、世界の見方が狭すぎたね。
ただし、「白夜」という日本語は、正しくないなあ、と思った。
「明夜」にしてほしい。
心が疲れた時などに、この映画はいいなあ。
リリアン。
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