昨日は、
オープロダクション主催の、村田耕一氏、小松原一男氏を偲ぶ会に参加させていただきました。
今から、26年も前に、オープロダクション製作、高畑勲監督の「セロ弾きのゴーシュ」を上映した時からのおつきあいで、ずっとよくしていただいた村田氏が昨年亡くなり、悲しすぎてお葬式も行けなかったのだけれど、昨日、一周忌を兼ねた偲ぶ会には、なんとか行けました。
懐かしい方々にもお逢いできて、うれしいひとときでした。
関係者の方に差し上げようと思って、持っていった、セロ弾きのゴーシュのネコとたぬきのぬいぐるみの写真。
偶然にも、入り口でお逢いできた、高畑勲監督に差し上げることができました。

高畑監督は、物静かな腰の低い方でした。
大御所なのに、ちっとも威張らなくて本当に素敵です。
涙がでます。
このぬいぐるみは、当時、ゴーシュに関わったいろいろな方のお宅に行ったので、原作者宮澤賢治氏の弟さんの宮澤清六氏の家にも、まだ住んでいるかもしれません。
まだ、だいぶ若かった私の、「作ること」への当たり前のエネルギーを、この子たちは、思い出させてくれて、私も、とても素直な気持ちになるのです。
村田耕一氏の御冥福をお祈り申し上げます。
長い間、本当にありがとうございました。
高畑勲監督作品、「セロ弾きのゴーシュ」。
まだ見ていない方は、ぜひ、ご覧くださいね。
今は、「ジブリがいっぱい」の
DVDでも買えるらしいです。
この作品がなかったら、今の私はいないなあ。
感謝。